オフィス構築運用の体験談・ここだから言える苦労話 東急リバブルの《オフィスツアーレポート》

オフィス移転、オフィスレイアウト変更は、企業の働き方・生産性に関わる大きなターニングポイントです。しかし、構築前に全てをシミュレーションするのは難しく、オフィス運用担当の皆さまの苦労は尽きないと思います。

他社のオフィス見学し事例から学ぶことで、自社オフィスの課題解決のきっかけにもなる「オフィスツアー」。

本記事は好評につき2回目の開催となった、東急リバブル株式会社ソリューション事業本部があるJPタワーで開催された「オフィスツアー」のイベントレポートです。(ツアー開催は2023年10月)

東急リバブルの社内での課題と理想のオフィスとは?

不動産流通に特化した会社として1972年に誕生した東急リバブル株式会社。

その中で、今回オフィスツアーを開催した「ソリューション事業本部」は2000年に設立し、事業成長により、2015年にJPタワーに移転しました。

2021年に新中期計画の中に組織としての成長を目標に掲げました。それ以前は個々の営業がそれぞれに成長をすることで事業成長をしていたのですが、今後は横のつながりも重視しながら組織として成長していくという新たな目標に対し、働き方改革も含めたオフィス改革として大きな舵を切ることとなりました。

その際に見えてきた課題は以下の3点です。

  1. 情報共有の促進

  2. 社員間のコミュニケーション

  3. 今後の新しい働き方に合ったスペースの整理

組織としての成長を目指し新しい働き方に移行するためには、様々な機能やスペースの必要性を感じるようになったそうです。

以前のオフィスは、慣れ親しんできた島型に配置されたデスクでした。共有された情報がグループの外に出にくい点や閉鎖的な空間となってしまうことが課題であり、同時にペーパーレス化も大きな課題でした。

そこで、若手メンバーを集めてプロジェクトを発足し、ワークショップを行いながら新しいオフィスづくりが始まりました。

東急リバブルオフィスのビフォーアフター

新たなオフィスは『クロスポイント』をコンセプトに作られました。

『クロスポイント』とは、仕事以外での会話やリフレッシュスペースとして活用されることで、今までの課題であったオープンなコミュニケーションの実現を目的として作られたスペースです。

『クロスポイント』を中心として波紋のようにコミュニケーションが広がるオフィスの在り方を目指しました。

そして、完全フリーアドレスに切り替え、執務スペースの座席の種類を増やし、好みの座席で仕事ができるようになりました。WEBブースや、テレフォンブ-ス、集中業務用座席等の用意もあります。

打ち合わせの仕方にも変化があったそうです。執務エリア内に打ち合わせ用デスクを用意することで、オープンエリアでクイックにミーティングをするという新たな習慣も確立されています。

一方で、フリーアドレス運用の課題は多く、同じ席を選ぶ人が約半数いたり、クロスポイントを業務エリアとして利用する方がいたりと、想定していた使い方とは違った面もありました。
新しい席に座る勇気がないという声や日常を変えられないこともあり、今後さらなる意識の変革が必要と話されていました。

東急リバブルのオフィスツアー

オフィスツアーでは、今回のオフィスリニューアルについて説明を受けながら、オフィスの案内をしていただきました。

オフィスにはさまざまな種類の座席があり、場所によってテーブルや椅子の種類が違い、ソファ席などは人気の座席だそうです。

コミュニケーションを促進するクロスポイントには大型スクリーンが設置されており、リフレッシュや休憩の他、朝礼やイベント等でも活用されています。

また、丸の内JPタワーからは皇居が一望でき、オフィスツアー参加者の方も写真を撮影されておりました。

座談会、Q&Aコーナーでは、フリーアドレスについて、レイアウト変更と一緒にどのように運用も変更していったかなど、参加者の皆様からは沢山の質問があり、担当の方から1つ1つ詳しく回答していただきました。

こちらのオフィスでは在籍者の8割分の座席が準備してあるそうですが、出社率が上がる中で、座席運用が今後の課題とのことでした。この日も出社されている方が多く、各エリアごとの実際の利用の様子が非常にわかりやすいオフィスツアーとなり、参加者の皆様も大変満足されておりました。

今回、東急リバブル株式会社の現場に寄り添ったオフィスを見学しつつ、実際のオフィス構築に携わった担当者から生の声を聞くことによって、今後の働き方やオフィスのリニューアルの参考になったのではないでしょうか。

当社ではオフィスツアーを定期開催しています。

オフィスツアーを通じて、オフィス構築の事例を学び、総務の交流の場を提供しています。新しくファシリティの担当になった方、オフィス構築の経験がある方にも知識や経験をより深めていただけるイベントですので、ぜひご参加ください。

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