オフィスを清潔に保つために。 掃除のルールはどう決める?

何のためにオフィスを掃除するのでしょうか。単にゴミを片付けるというだけでなく、お客様に対して良い印象を与えるほか、採用にも影響を与え、働く環境を快適にすることで生産性を上げるというメリットもあります。

掃除は面倒という印象はありますが、社員全員でうまく分担するルールを作り、清潔で気持ちよく働けるオフィス環境を保ちましょう。

オフィスの掃除はなぜ必要?

そもそも、オフィスの掃除はなぜ必要なのでしょうか。汚れたら掃除するのではなく、日々の掃除が必要な理由についてみていきましょう。

汚いオフィスはお客様に失礼

オフィスが汚れているのは、お客様を迎える準備ができておらず、「帰れ」と言っているようなもの。とくに、エントランスは外部のお客様が最初に訪れる場所ですから、いわば会社の「顔」とも言える部分です。共有スペースとして、当番制などで必ず毎日清掃し、常にキレイな状態にしておきましょう。

取引先に対しても、顧客に対しても、お客様に対する最初のおもてなしは「気持ちよくお迎えすること」です。エントランスのほか、会議室や応接室などはとくに念入りに掃除を行いましょう。

掃除は生産性を向上する効果も

キレイなオフィスで働くことは、生産性の向上にもつながります。例えば、前日にデスクの上を散らかしっぱなしで帰ると、翌朝出社したときに「さあ、気持ちよく仕事を始めよう」という気分にはなかなかなれないものですよね。そこで、「4S」と言われる「整理・整頓・清潔・清掃」を実施し、職場環境を良くして生産性をアップしましょう。

「毎日掃除するのは面倒くさい」と思う人は少なくないでしょうが、日々の細かい掃除をおろそかにしていると「チリも積もれば山となる」ということわざのように、みるみるうちに汚くなります。書類のすき間や機械のコードに絡んだホコリはハウスダストにもつながりますので、自分のためだけでなく周囲の人のためにも、こまめな掃除を心がけましょう。

「汚れたからキレイに」ではなく「キレイを維持する」

いつも職場をキレイにしていると、社員の間でも自然とその状態を維持しようという意識が生まれます。逆に、汚れた状態のままで放置していると、「少しぐらいホコリが増えても変わらないだろう」とサボる方向に意識が向いてしまいかねません。もし、オフィスが汚い状態なら大掃除をして徹底的にキレイにし、今後はその状態を維持するようにしましょう。

朝の清掃は適度な運動にも

まだ疲れていない朝のうちに掃除を行う会社は多くありますが、これはデスクワークが中心になりやすい事務などの社員にとって適度な運動にもなります。朝起きて急いで満員電車に乗り、まだ寝ぼけ眼という社員にとっては、朝の掃除でかがんだり、歩き回ったりすることで、体もシャッキリと目覚められるでしょう。そうすることで、午前中の仕事の効率アップ効果も期待できます。

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日々の掃除はササッと社内で行おう

前述のような理由から、毎日の掃除は社内でササッと行えるものが良いでしょう。次に具体的な掃除内容や、おすすめの掃除グッズをご紹介します。

毎日の清掃

毎日掃除すべきところは、以下のような場所です。

個人のデスク周り
部署やフロア共通のゴミ捨て
給湯室(生ゴミも捨てる)
廊下やフロア内の床掃除
応接室やエントランスの掃除

基本的には、個人のデスク周りはそれぞれが行い、ゴミ捨て・給湯室・床掃除・応接室やエントランスは部署ごとに日替わり、または週替わりで持ち回りのようにするのが良いでしょう。もし、どうしても忙しくて毎日の清掃が無理ということであれば、2〜3日おきでも構いません。そうすれば週に2日は清掃できますので、それほど汚れないうちに次の清掃ができ、キレイな状態を維持できます。

おすすめ掃除グッズ

毎日の掃除に使えるおすすめグッズを2点ご紹介します。

ウェーブ 業務用フローリングワイパー 本体 掃除用品 ユニ・チャーム

フローリングワイパーは、平べったいのですき間にも入り込みやすく、掃除する人もかがまなくて良いのでササッと掃除できます。狭い場所ならSサイズ、廊下など広い場所にはMサイズが良いでしょう。

参考サイト:伊藤忠リーテイルリンク ハンディワイパー折りたたみ式【本体】

個人用のデスクを掃除するとき、ホコリを掃除機で吸ったり、雑巾などで拭いたりするのは大変です。そこで、ハンディワイパーをデスクに1つ、または部署内の“島”単位に1つ置いておけば、デスクに日々溜まりやすいホコリを簡単に掃除できます。

週1回、あるいは月1回の掃除を行うところ

毎日行う必要はありませんが、以下の場所を週に1回、あるいは月に1回程度で掃除を行うと、よりキレイな状態を保つことができます。

○週1回…トイレ掃除、応接室やエントランスの拭き掃除
○月1回…フロア内の大がかりな拭き掃除

これも、不公平にならないよう部署ごとに週替わり、月替わりで行うのが良いでしょう。

日頃からできる、掃除をラクにするコツ

以下のように日常的に後片付けをする習慣をつけておくと、日々の掃除をラクにできます。

ホワイトボードを使ったら、必ず最後はキレイに消す
会議室の椅子や机を使ったら、最後にキレイに並べ直しておく
モニターやデスクが汚れていると気づいたらサッと拭く

掃除代行サービスを利用しよう

日常的な掃除は、コスト面からも、さまざまなメリットの面からも自分たちで行うのが良いでしょう。しかし、月1回や数カ月に1回の大がかりな掃除や、自分たちでは行き届かない場所の掃除がある場合、掃除代行サービスに任せるのもおすすめです。

エアコンのクリーニング
ガラスクリーニング
照明器具クリーニング

このような掃除は、どうしても社員では行いにくいものです。とくに、エアコンのクリーニングなどは、専門業者でなければ十分な清掃を行えません。

サービス会社紹介

掃除代行サービスのおすすめ会社を3社ご紹介します。

ダスキン

参考サイト:ダスキン

ダスキンと言えば知らない人はいないほど有名な掃除会社です。日常の清掃はもちろん、トイレ・ガラス・照明器具の清掃など、さまざまな清掃代行サービスがあります。とくに、エアコンのクリーニングは台数が増えると割引もしてくれますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

おそうじ本舗

参考サイト:おそうじ本舗

基本的なエアコンクリーニングやフロアクリーニング、カーペットクリーニングはもちろん、ガラスやサッシのクリーニング、蛍光灯クリーニングも依頼できます。おそうじ本舗には、お得な定期清掃サービスもありますので、毎回依頼する負担の軽減もできます。

ひとえいち

参考サイト:ひとえいち

ひとえいちの清掃代行サービスは、お手軽・標準・フルそれぞれのコースや、小規模オフィス、トイレのみなどさまざまなコースが用意されています。「小規模オフィスなのでトイレだけで良い」「それなりに広い場所を借りたのでフルでやってほしい」など細かい要望にも対応できるのがメリットです。

まとめ

オフィスの掃除は「汚れたからやる」のではなく「キレイな状態を維持する」という意識でしましょう。毎日の掃除は社員で分担し、お客様が見るところは念入りに行います。行き届かない箇所や困難を伴う箇所は業者に依頼するのも良いでしょう。

また、他社のオフィスではどの様に掃除のルールを設けているのか、直接聞いてみるという方法もあります。当社では様々なオフィスの課題をお持ちのご担当者様向けに「オフィスツアー」を開催しています。

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