CASE

新時代のビジネスに信用力をプラス ブランディングにもつながるオフィス移転戦略

株式会社メディアエイド

拡張移転
〜25人
100坪~300坪
メディア
設立から5年以内

2021年4月に創業し、SNSアカウント運用代行やインフルエンサーマーケティング、広告運用を中心とするSNSソリューションの提供により企業の課題解決をサポートする「メディアエイド」。

SNS時代のダイナミズムを鋭敏に捉えた事業展開で、驚異的な成長を遂げている新進気鋭のベンチャー企業です。

同社を率いるのは、起業家として活躍する傍ら現役医大生として勉学に励み、Tiktokerとしても多数のフォロワーを抱えるマルチプレイヤー、九島遼大さん。史上最年少の20歳で「フェラーリ・オーナーズ・クラブ」に加入し、真っ赤なフェラーリに乗っている――と聞いて浮かぶイメージ通りの華やかさの中に、クレバーな戦略家の顔がのぞきます。

一等地にある名の知れたビルへの転居も、会社と事業への信用力を高め、ネクストステージへ進むための戦略でした。(以下敬称略)

背景・課題

  • ・成長スピードに見合う広さのオフィスがほしかった
  • ・「ビジョナリーカンパニー」の実現に向け、コミュニケーションの総量を上げたい

ポイント

  • ・ブランディングにつながる「恵比寿ガーデンプレイス」のネームバリュー
  • ・開放感があり、運気の高まりを感じる開けた景色

成長スピードにスペースが追い付かず、短期間で2度の移転

――今回で2回目の移転だと聞きました。オフィス移転の遍歴を教えていただけますか。

株式会社メディアエイド代表取締役 九島遼大 さん

九島

事業を開始した当初は、マンションの一室をスタジオ兼オフィスとして利用していました。

ベンチャーが乱立した時代の成功譚などを読むと、よく「6畳一間のアパートで創業した」なんてエピソードが出てきますよね。僕らが創業したのは実際に僕が住んでいたマンションでしたが、イメージとしては同じような感じです。

午前中は学校へ行って勉強してから家に集まり、キッチンで大量に作った炒め物をみんなで食べてから仕事をする――、そんな毎日でしたね。

――職住近接ならぬ職住一致ですね。ベンチャーの創業期らしい、ワクワクする話です。

九島

起業からしばらくするとスペースに限界が来て、渋谷に35坪くらいのオフィスを借り、スタジオは新宿に別途設ける形にしました。渋谷にしたことに特に理由はなくて、IT系のベンチャー企業が集まる場所といえば渋谷かなというくらいの感覚です(笑)。

でも、渋谷移転から8カ月ほどで、早くもスペースが足りないと感じるようになって。会議室も1つしかなく、取り合いのような状態でした。そこで、オフィス環境整備の優先度を上げ、渋谷への移転から約1年で今回の移転を決めたという流れです。

社員中心のビジョナリーカンパニーを作りたい

――では、前オフィスが手狭になったことが、今回の移転の最大の理由でしょうか。

九島

ちょうど、組織の在り方を再考し、正社員を増やす方向に舵を切ろうと考えていたので、オフィスを会社の機能強化に活かしたいという思いもありました。

もともと当社は、コアメンバーとして幹部社員を置き、現場の業務は業務委託の方に振り分けて事業を拡大してきた会社です。しかし、短期的な売上ではなく長期的な会社の成長に目を向けたとき、このやり方では成長に限界があると感じるようになったんです。

業務委託の皆さんのミッションは、契約した仕事を全うすること。当然、組織へのロイヤリティを求めるのは難しく、経営計画に対してPDCAを回すのは幹部社員のみです。このやり方では、仕事が増え、働く人が増えても、指数的な成長が見込めないことは明らかでしょう。

そこで、それぞれが業務単位で仕事をする組織から、一つのゴールを全員で目指す社員中心の組織への切り替えを図ることにしたのです。社員中心の組織をつくることによって、「ビジョナリーカンパニー」として継続的に成長できると考えました。

――ビジョナリーカンパニーとは?

九島

明確なミッションとビジョンを掲げ、時代の変化に対応しながら世の中にインパクトを与え続ける企業のことです。

ビジョナリーカンパニーになるには、組織のビジョンとミッションが共感を伴って全員に浸透している状態を作らなくてはなりません。オフィス移転をしてコミュニケーションの総量を上げることで、それが実現しやすくなると考えました。

「恵比寿ガーデンプレイス」のネームバリューを強みに信用力がブラッシュアップ

――2度目の移転に際して、場所選びでこだわったことはありますか。

九島

2つ目のオフィスがあった渋谷を筆頭に、利便性が高い新宿、渋谷と同じくIT系のベンチャー企業が集まることで知られる御殿山などの物件を見に行きました。

ただ、これらのエリアで、一定期間ある程度の人数で気持ちよく働けるだけの広さを確保しようとすると、どうしてもコストがかさみます。なかなか良い運気を感じるオフィスがなかったこともあって、非常に悩みました。

そんなとき、法人向け優良会員サービス「ベストベンチャー100」の担当者さんから、株式会社HATARABAを紹介してもらったんですよ。

弊社:山田

ご縁ができてすぐ、運よく募集になったのが現在の恵比寿ガーデンプレイスでした。入居できる期間が2年半と短いのが難点でしたが、メディアエイドさんの成長スピードから考えると、2年前後で再び移転を検討する可能性が高い。

広さも十分で、ガーデンプレイスにはネームバリューもありますから、現時点でのベストな選択なのではないかと思ってご提案しました。

弊社 山田

九島

仰る通り、「ガーデンプレイス」というネームバリューは大きな魅力でしたね。当社のメンバーの若さや、事業の新規性は大きな強みですが、一定年齢以上の方からは信用が得にくいこともあります。

ガーデンプレイスにオフィスがあるという事実によって、信用力が増す期待がありました。

――実際に移転してみて、お客様からの反応はいかがですか。

九島

商談のときなどに、「ガーデンプレイスに入ってるんですか!」「好調そうですね」といったお声をいただきますね。「SNS」「TikTok」といったワードに漠然とした不安や怪しさを感じて敬遠していた方でも、ガーデンプレイスに入っていることが信用の土台になって契約に進むケースが少なくありません。

移転がブランディングにもつながったと感じています。

「すべて見せる」会社の方針をオフィスづくりにも反映

――短期間で一気に移転プロジェクトが進んだ印象ですが、苦労されたことはありますか。

九島

6月に移転を決めて、10月には移転が完了しているので、かなり早かったですね。もと議員秘書で、内装業者とのやりとりや備品の発注などに詳しい社員が中心となり、オフィスルール系、備品系と複数のプロジェクトを立ち上げてスムーズに進めてくれました。

――九島さんがこだわったところがあれば教えてください。

九島

僕は、ミーティングに顔を出して必要な場面で意見を言う程度で、基本的にはみんなに任せていましたね。僕より社会人経験が豊富で、こうしたプロジェクトの運営に長けた人もいるわけですから、社員に裁量を持たせて判断してもらったほうがうまくいくと思ったからです。

ただ、オフィス全体の透明度を上げてほしいとは言いました。

僕らは「0から時価総額1000億円企業まで全て見せます」というスローガンを掲げて、外から見たときの透明性を強く意識しています。全体ミーティングなどもYouTubeで全部配信しているんですよ。

何事も嘘偽りなく出していくことで、メディアエイドの思いに共感してファンになってくれる人が増え、ファンだからこそ建設的で価値のある意見を言ってくれる好循環が生まれています。

オフィスにもそうした僕らの考え方を反映したくて、仕切りや壁をなくして会議室の壁もガラス張りにしました。

――会社の方針をオフィスで体現しているのですね。社員の皆さんからの反応はどうですか。

九島

たぶん、この場所ってすごく気が良いんですよ。高台で周りに何もなくて、窓から見る空が広々していて開放的なんですよね。コミュニケーションを強化するといっても、特に出社を強制しているわけではないのですが、自然と出社を選択する社員が増えました。結果として、移転の目的だったコミュニケーションの総量を上げることにつながっていると思います。

オフィスの中で、自然と会話が生まれるようになったという

九島

あとは、スタジオが併設されて利便性が上がりましたね。新宿のスタジオで使っていたテレビやダーツなどをそのまま持ってきていますが、撮影の際は変化がつくようさまざまな工夫をしています。

撮影を行うスタジオがオフィスに一体化し、利便性が飛躍的に高まった

――ありがとうございました。最後に、新オフィスでの今後の展望を聞かせてください。

九島

ビジョナリーカンパニーの実現に向けて一体感を高めていくために、Tシャツやステッカーなどを作成しています。同じオフィスの中でTシャツを着たり、ステッカーを見えるところに張ったりすることで、ミッションやビジョンが一人ひとりの身近にある状態を作りたいですね。

このオフィスが、私たちのカルチャーの原点になるような取り組みをしていきたいです。

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