vol.28 株式会社プルークス
クリエイティブが生まれるオフィスに

実はわたし達、「超かっこいいオフィスに移転するんです!」という情報を聞きつけ、都営地下鉄 三田駅から徒歩8分程度の雑居ビルに伺った取材陣。動画制作・映像制作をされている「株式会社プルークス」の新・旧オフィスへ足を運びました。

2017年02月01日
text by Sekiko Suzuki
photo by Nozomi Ashizawa

メンバーは超クリエイティブ!オフィスはクリエイティブとは少し言い難いかも・・・

旧オフィスの受付の呼び鈴を鳴らすと、出迎えてくれたのは柔らかい物腰が素敵な代表の皆木さん。

お待ちしておりました!本日は宜しくお願い致します。

皆木さん 

お待ちしておりました!本日は宜しくお願い致します。

-宜しくお願いいたします!

皆木 研二 (みなき けんじ)

動画制作・映像制作を行う株式会社プルークスの代表取締役。大学卒業後、外資系コンサルティング会社のデロイトトーマツへ入社。数多くの会社のコンサルティング経験を経た後、同社を設立。クライアントの満足度と制作物に類まれなるこだわりを持つ。

-ご移転されるそうですね、おめでとうございます!今のオフィスもあと少しですね。そういえばすごく格好良いオフィスに移転されるとか。ちなみに、早速ですが、今のオフィス(旧オフィス)を少し見せてもらっても良いですか?

皆木さん 

次のオフィスから比べると恥ずかしながらですが…

皆木さん 

まずここが会議スペースですね。

-入り口から入ってすぐですね。

皆木さん 

エントランスもエレベーター降りてすぐですし、結構中も丸見えで。来て頂く方にもなんとなく申し訳ないので、基本的にはお伺いさせていただいていました。
実は採用時も近くのカフェや居酒屋でお会いして、会社に来てもらわずに入社した人もいます。笑

皆木さん 

エントランスはこちらです。ロゴは社員が作りました。

((確かに手作り感溢れてるな・・・。あ、エックス剥がれてセロハンテープで貼ってる。))

-現状のオフィスで使いづらい点などはあるんですか?

皆木さん 

このトイレなんですけど、何故か無駄にトイレに行くまでに距離があるんですよね。男女も一緒ですし、あと給湯室を使っているとトイレに行けないので困ったりします。

-女性目線からすると水回り重要ですよね!執務室からすぐにトイレが繋がっているのもちょっと気になりますよね。

ちなみに執務室はこんなかんじでした。

-まさにベンチャー感溢れるオフィス!ここからどうなってくのか、楽しみですね。

皆木さん 

そうなんです!日々、お客様にクリエイティブを感じる動画を手にとって頂きたい、と感じているのですが、現状のオフィスはクリエイティブが少し生まれにくいと感じているんです。
お客さんをオフィスに呼びにくいから、メンバーが移動ばかりになってしまうタイムロスやコストの無駄遣いが発生してしまったり。そういった無駄な部分を、よりクリエイティブや発想するエネルギーに使っていける環境づくりを新オフィスではしたいと思っています。

念願の「人が集まる」新オフィス

移転から数日後、ついにやってきました!噂の「超格好良いオフィス」。エレベーターを降りると…あれ?違う会社に来たかな?

とりあえず、受付(前回オフィスの呼び鈴から進化!)から連絡をすると安定の笑顔で迎えてくれる皆木さん。

-違う会社かと思いました。(笑)

皆木さん 

オフィスが移転して、ロゴや名刺のデザインもスタイリッシュに変更されたんです!こちらへどうぞ。

颯爽とカードキーをかざして中に入る。取材開始直後から既にお洒落なオフィス感が満載。

-皆木さん、こんにちは!前のオフィスとはだいぶ変わりましたね。新しいオフィスはどうですか?

皆木さん 

いや、もうすごく快適です。お客さんも沢山来て頂いているんですよ。人数でいうと、以前のオフィスの10倍ぐらい増えてます。

-10倍も!すごいですね。やっぱり移転してからは人を呼びたい!と思うようになりましたか?

皆木さん 

そうですね。前はオフィスの環境もあり、自分たちから伺ったり、来たいと言われてもカフェでなんとかお願いしたりしていたんですが。基本的には来社してもらうことが多くなりました。
新規での問い合わせも「弊社にも打ち合わせスペースがありますし、動画のフロアもご覧頂けますので宜しければいかがですか」とお伝えすると、7割くらいの方が来てくれるようになりました。こちらが営業する立場でも、来社して会社の雰囲気を見ていただけて、ワクワクしてもらえるのは本当に嬉しいことです。

-オフィスが変わることで、お仕事流れもだいぶ変わっていますね。

皆木さん 

お客様にオフィスを見て頂いて、ちゃんとした会社で良い制作物を作っている、制作物について真摯に取り組んでいる姿勢が伝えられるようになったのは会社として大きいです。

-お客さんの目線に立って、ということですね!素敵です。

皆木さん 

業界自体がまだまだ新しく、小さな会社やディレクター臭が強い会社もたくさんあって。そういうところで動画を作りたい企業が不安を感じることもあるんです。伝わってるのかなとかちゃんとウインド組んでるのかなとか。
僕らの会社はもともとクリエイター出身でない人間が設立しているので、今のオフィスではそういった不安を解消したいという意図もありました。

こだわりの動画フロアはお客様への思いやり

ミーティングルームを出て次に紹介してもらったのは、動画フロア。

皆木さん 

最初にヒアリングシートがあって、そこからイラスト集、絵コンテ、撮影を表すカチンコ、ナレーターさんなどのキャスティング集という順番に並んでいます。この順を追って動画が完成する、ということを表しているんです。

-普通のオフィスにはない、なかなか珍しいスペースですね!

皆木さん 

はじめて動画制作を依頼するお客様は、「動画をどうやって作るのかわからない」という不安な気持が少なからずあると思います。その不安を動画制作に必要な工程を見てもらうことで安心してもらえるように、と思ってこのスペースを作りました。基本的に作ってみないとわからない、という動画制作の形を変えて安心してもらいたいんです。

ミーティングルームにちりばめられた「クリエイティブの種」

次に案内してもらったのはミーティングルーム。
ホワイトボードはブラックのガラスで作られていて格好良い!モニターの位置も動画制作会社ならではのこだわりが。打ち合わせの場面を想定して、お客様に見やすい距離感で場所を設定しているそうです。

皆木さん 

制作イメージの打ち合わせをする部屋、実際作ることが決定して密に内容を詰める部屋、出来た動画の試写会をする部屋とミーティングルームもそれぞれの目的にあわせて使いやすいように設計されています。

皆木さん 

まず、ここで企画などをディスカッションします。会話が弾みやすいように円卓、クリエイティブが生まれやすいイメージの黄色の壁をチョイスしています。
この部屋ではアイデアを想像するのを目的としていて、ブラックボードでお客さんとアイデアを書いていきながら内容を詰めていくイメージですね。

企画が生まれてくるイメージを表現した壁
みんなで出し合ったアイデアをつめる場所。まとめるイメージのスタイリッシュな作り
試写会を行うミーティングルームはセミナーもできるほどの広さ。家具も全てこのミーティングルームにあわせたものを使用しているそう。

皆木さん 

そういえば、ここに移転してよかったと思うことがあって…

-どんなことなんですか?

皆木さん 

お客さんから発注の依頼が来たときにキックオフMTGをするんですが、お客さんのオフィスに行くとディスカッションの雰囲気がなんとなく提案待ちの状態になることが多いんです。ただ、ここに来て頂くと意見を出し合おうという雰囲気に不思議となって。
お客さんもうちの人間(プルークス社員)もみんなで考えてブレスト・企画をしていくと、制作までがスムーズですし、両方の意見があるから質が上がるというように変わりました。

-それは良い変化ですね!確かにお客さんも普段と違った場所で考えることで、新しいアイデアが生まれやすくなりそうですね。

仕事もはかどる居心地の良い執務スペースに変身!
執務スペースはクリエイターが過ごしやすいようチームごとの配置でデスクが島になっている形態

-今までお客さん向けのスペースを見せて頂いたんですが、社内の執務スペースの使い心地はどうですか?

皆木さん 

移転してから清潔感が出て、気持ちもシャキッとしていますね。お客様用のスペースはこだわった作りが多かったのですが、執務スペースは逆にシンプルになっています。そのせいかみんな荷物もスッキリまとめるようになりました。

-綺麗なところだと、綺麗に使いたくなりますよね。

皆木さん 

みんな一緒に掃除してくれるようになりました。収納もとても便利です、以前は収納がないデスクで仕事をしていた社員もいたので…助かります!笑

-えっと、収納がなかったというと…荷物はどうしていたんですか?

皆木さん 

荷物は毎日持ち帰っていました。書類なんかも全部鞄に入れて毎日持ち帰って…会社にいるときは机のはじっこに隠すようにして置いてました!(笑)

皆木さん 

個人的には、ちょっとしたトピックスなどを話したいときに話せる環境が出来たのは良かったです。以前はみんなが作業している中で、簡単なミーティングなどしにくかったのですが、スペースも出来たのでコミュニケーションの効率も良くなりました。

-こんな綺麗なオフィスで働きたいですね!社員さんのモチベーションも上がりそう。どんな人と一緒に働きたい!とかあるんですか?

皆木さん 

素直で学び好きな人だと良いですね。あとは小規模なので、ポジティブな人。1人の影響ってすごく大きいと思っていて。
1人1人が毎日明るく前向きに過ごそう、という想いを持って仕事をすることが大切だと思っています。
あとはオンオフのメリハリがきちんと出来ることですかね。組織として仕事をするときはするし、みんなで楽しむときは楽しむ。攻めのところは攻めるし、抑えることろは抑えるし強弱はしっかりしたいっていうのが会社のスタンスです。

クリエイティブなオフィスから生まれる最高の制作物

-プルークスの皆さんが考えるクリエイティブってなんですか?

皆木さん 

クリエイティブとは、と言われると難しいですが…プルークスにはクリエイティブを科学したいという考えがすごくあります。クリエイティブって分析もできないし、人の感性に訴える感覚的なものだと思うんです。それを感覚的なものでなく、具現化して数値化して、「だれでもこれは結果が出ているものだからいいものだよね=クリエイティブ」というようにしたいです。

-たしかに、感性的な部分って具現化するのが難しいですよね。

皆木さん 

お客様の成果にきちんとコミットするためにもこの表現、演出いいよね、で終わりにはしたくないな、と。ただの動画を作ってくれる「制作会社」ではなく、あくまでもお客様に成果を出してもらうための「動画マーケティング会社」としてありたいんです。成果にこだわった制作を行い、その後のマーケティング支援まで長期的にお客様とお付き合いできることを大切にしています。
その点では、オフィスも見える化のひとつだと思っていて。クリエイティブや動画制作の過程という目には見えない雰囲気の部分にひとつずつの根拠をつけて、具現化しました。

プルークスは”ファンのいる会社”

-オフィスやロゴも心機一転して、今後の会社の目標はありますか?

皆木さん 

やっぱり考える集団にはなりたいなと思っています。ただただ営業して案件を沢山とれば良いみたいなのも嫌だし、採用活動をするときも必要事項、みんなで考えて方向性決めてそれで実行していくみたいな形の組織にしたいです。そうゆう意味もあって会議室増やしたという所もあります。

-直近目標ありますか?

皆木さん 

プルークスをもっとファンのいる会社にしていきたいですね。
具体的に何人ファン作る?みたいなコミットではないのですが、気軽に立ち寄ってくれるパートナーさんやクリエーターさんが居たり、この環境やメンバーのことを好きだと思ってくれる人がいたり。
制作会社としても、ただの受発注という関係性ではなくプルークスだからこそ一緒にやりたいと思ってもらいたいんです。お客さんも距離が縮まれば、より制作物に対しての良さを引き出していけると思うので、直近では目指してるところです。2〜3年後には3倍の規模に拡大して、移転をしてIBASHOさんにまた取材をしてもらいたいですね。

株式会社プルークス

http://proox.co.jp/
東京真珠ビル
利用従業員数 約20人
移転時期 2017年1月
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